すぎていく
どうにもならない悲しみも、涙も、
とりあえずはおわった。
感情なんてあっけなくおわっていく。
それでも、
何気なく歩いている中の景色で、
見る気もないのに流れてるテレビで、
仕事中だって
こんなに共有したいことってあったんだと
それが言えないことよりも、
もうそう思っていたのが自分だけなんだと
それが寂しくてしかたない。
どんだけ大切なものも
いつだっていくつだってすぐに奪われることを
ずっとずっと知っていた。
だから簡単に大切にはできなくて
流れに身をまかせているようにごまかして
そうやってこんなときに、
ほらやっぱりって思えるようにしてた。
だからもうわたしにはよくわかんなくて、
あれは手放してはいけないものだったのだろうか。
強く望めば繋がっていられたのだろうか。
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