そんなことをしていたら
やってしまった。
私の対応は、どうやら誠実さに欠いていたようで、
進展どころかなんだか後退したような展開になってしまぅた。
わたしは、
後藤くんの気持ちをちゃんといってほしいのになともやついたけど、
きっとあちらも、
私の意思表示がほしかったのだろう。
それにうまく答えられなかった。
そして、
そんなタイミングで佐藤くんから連絡がきた。
そして、3ヶ月ぶりにうちにきた。
なんだかんだ、一年の仲だもの。
あー楽だなあと思った。
でも、
ちゃんと、恋は終わっていたようだ。
特別になりたいなんて、
好きになってほしいなんて、
どうしようもなくぎゅっとする思いはもうなくなっていた。
朝起きて、またねといって彼は出ていく。
またねがいつかわからないけど、もし私に恋人ができたときには、これが最後になるんだろうなとぼんやりと考えた。
長くはない睡眠だし、大きい体の佐藤くんに占領されたせまい布団だったけど、目覚めはすっきりしていた。
ちょっといつもより早めだけど、そのまま家を出た。
すると、なんと後藤くんに遭遇。
信号待ちで、話しかけずにはいられない距離。
意を決して話しかける私。
何事もなかったかのように当たり障りないことを話しながら、とても気まずかった。
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